本質を大切にし、時代に則したカタチを模索して、新たな文化を創造する。
ワクワクするまち、ひとの未来を目指し、認めあい、支えあい、高めあう。
現在、我々を取り巻く社会は様々な課題を抱え、閉塞感で満ち溢れています。そんな中、風穴を開けていく為にはどうすれば良いのか。
日本青年会議所は戦後、荒廃した祖国を立て直す為、志を同じくする人々が集い、活動の輪を広げていきました。同様に尾道青年会議所は創立以来67年という歴史の中で、その時代にコミットしたまちづくり、ひとづくり事業を数多く展開してきました。それが我々の財産となり、尾道の歴史・魅力として残っていることを一会員として大変誇らしく感じています。
諸先輩方が示された多くの精神性と行動力。そして、あらゆる力を結集し時代に則したカタチで融和させていくことが今、我々には求められています。今日まで築き上げ、連綿と受け継いでこられた意思を受け継ぎ、自分たちの想いを乗せ、次の世代に託していく。そこから生まれる我々のアクションが風穴を開け、未来を切り開いていけることを信じて精一杯、邁進して参ります。
明るい豊かな社会を築く。それが青年会議所の最も大切な目標であり理念です。我々はまちを想い、そこに暮らす人々を想いながら、様々なアクションを起こしてきました。
しかしながら明るい豊かな社会を望んでいるのは我々だけではありません。行政や商工会議所、様々な地域団体、他LOM、多くの市民も。そう望んでいるはずです。
社会により大きなインパクトを与えるためには尾道青年会議所メンバーだけでなく、地域を想う各々が持つ魅力も合わせてカタチにできるよう、我々が率先して旗振り役となることが重要だと考えます。
1人の力よりも55人の力。55人の力よりも55人以上の力。それぞれが持つ力、想いを合わせて、魅力溢れる社会となるよう共に行動を興していきましょう。
希望をもたらす変革の起点となる。我々は時代に先駆けて活動し、まちから求められる組織であることを理想としています。
同時に我々が生きるこの時代は国際、環境、経済、教育、情報など様々な社会において急激な変動を受け、目まぐるしく新しい概念や技術、ツールが生まれています。
そんな中、青年会議所として取り組むべきことは積極的に新たな知識や気づきを得て、まちやひとを先導していくこと。そして、時代に先駆けて取り組む我々の活動を広く世に発信していくことだと考えます。
我々が今、求められていることは何なのか。時代に合わせたニューアイディアを取り入れることで、持続可能なまちの未来を創造していきましょう。
That earth’s great treasure lies in human personality.(人間の個性はこの世の至宝である)
我々が長年、声を揃え口に出し、大切にしてきた言葉です。
少子高齢化が叫ばれて久しい昨今。問題は解決に向かうどころか団塊の世代800万人全員が75歳以上を迎える2025年問題が間近に迫っています。そして、この問題解決の糸口は掴めていないのが現状です。
抜本的な解決が見いだせない現状の中、我々が今、出来ることは、現状の人口でも課題解決を図れるよう、それぞれの持つ個性が生き生きと育まれ、響きあう中で相乗効果が生まれる環境を整えていくことだと考えます。
多くの人が未来に夢や希望を描けるように。そして憧れのまち、ひととなれるよう。私たち自身の個性とリーダーシップを磨き、未来を担う個性達を育んでいきましょう。
奉仕・修練・友情。我々は1人の力だけでは成し得ない事を、お互いの良さを出し合い、高めあうことで、まちの為、ひとの為に事業を成し遂げてきました。
しかしながら青年会議所とは何か?何を目指し活動しているのか。市民には十分伝わっていないのが現状ではないでしょうか。それと同時に会員自身が引け目なしに胸を張ってJCの良さを人に語れない現実も確かに存在します。
これを解決するためには組織をより活性化させ、時代に則したJCI尾道の組織ブランドを確立することが必要だと考えます。会員が品格ある青年経済人として己を律し、積極的に活動に取り組める環境を整えること。会員にとって居心地の良い有益な組織であること。そして、利他の精神のもと活動の中で得たものを社会や自社、家庭に還元することが重要です。
我々からだけでなく、我々の周りの人も尾道青年会議所の魅力を伝播して頂けるよう。そして一人でも多く志を同じくする仲間が増えていくよう。メリハリとバランスを大事にし、会員一人一人が力を出し合って尾道青年会議所の未来を盛り上げていきましょう。
ポジティブな言葉や行動は、まちをひとを勇気づけます。
前向きな考えや発想は、まちにひとに勢いを与えます。
誰かの為にと願う心は、まちをひとを幸せにします。
自分自身が未来に対してワクワクするからこそ、明るい豊かなまち・ひとの未来を描けるのだと信じています。
あなたは今日、どうですか。ココロ、オドってますか。