令和6年6月2日（日）、2024年度広島ブロック野球大会が、因島の地にて開催されました。僅差の試合をチーム一丸となって乗り切り、準優勝の快挙を成し遂げました！そして2015年度以来、9年ぶりの中国地区大会への進出が決定しました！！
予選リーグ第1戦は因島JCとの対戦。初戦ということもあり、固さが出てしまったのか、なかなかヒットが出ずに得点が奪えません。そんな中でも小林暢玄理事長、半田祐喜君の見事な投球で、相手打線を封じ込み、先制を許さず味方の援護を待ちます。焦りも出てくる最終回、ノーヒットながらも何とか1点を奪い、1－0で接戦を制しました。
予選リーグ第2戦は三原JCとの対戦。2戦目という事もあり、初回から連打で3点を先制。直後に2点を返されるも後続を抑え、1点リードのまま最終回へ。最終回では1死2、3塁の大ピンチ。相手打者が放った打球は、センターへの大飛球。誰もが同点を覚悟したその瞬間、センターを守る半田祐喜君から矢のようなバックホーム、そして平岡良之総監督の完璧なブロックで本塁タッチアウト。極限の緊張感の中でも、完璧な守備で絶体絶命のピンチをしのぎ、3－2で勝利しました。
これにより、予選リーグを2勝0敗で勝ち抜き、2017年度以来、7年ぶりの決勝リーグに駒を進めました。
準決勝では広島JCとの対戦。2回表に不運なポテンヒットで1点を失い、1点ビハインドで最終回の裏の攻撃を迎えます。それまで相手の好投手をなかなか打ち崩すことができませんでしたが、全員で何とか繋ぎ、無死満塁のチャンスを作り出すもあと一本が出ません。2死満塁で打席に立つのは小迫佳紀君。ツーストライクと追い込まれ、あと一球で敗戦という苦しい状況の中、フルスイングで捉えた打球はレフト後方へ一直線！チーム全員がココロオドル、衝撃の逆転サヨナラ打で、広島JCから1－2×の劇的勝利を収めました！！
決勝戦では福山JCとの対戦。ここまで全ての試合を僅差で勝ち進んだ尾道JCのメンバーには、体力的にも精神的にも疲弊しきっており、余力はありませんでした。結果、16－0の大差での敗戦となりましたが、広島ブロック野球第会準優勝、中国地区大会への出場権を得ることができました。
高垣裕吉監督、高垣悟キャプテンを始めとする尾道JC野球部の皆様、ドラマチックな展開で緊張感のある試合の連続でしたが、本当にお疲れ様でした。また、最後までご声援を送っていただいた尾道JCの皆様、本当に有難うございました。
死力を尽くして勝ち取った中国地区大会への切符。9月8日（日）下関の地で、再度尾道JC旋風を巻き起こし、悲願の全国大会を勝ち取りましょう！！
開催地LOMの因島JCの皆様、他LOMの方々と白熱した試合を行うことができ、また沢山の交流できたのは、皆様のおかげです。ご設営いただき、誠にありがとうございました。
